変換...

    “Iconographer”は、アイコン全体やその時の選択範囲に変換をかけることが出来ます。メニューバーのファイル/編集/変換... から、これらの変換ツールは使用することが出来ます。最初の変換は回転で、アイコン全体やその時の選択範囲を時計回りまたは反時計回りに90°づつ回転させることが出来ます。2つめの変換は水平方向または垂直方向の反転で、X 軸、Y 軸での画像の鏡面反転が出来ます。最後のツールは色調を反転で、使用されている色をRGB 値で正反対の色に変更します。(例えば、青は黄色、赤は水色、緑は紫など)

色の調整...

    “Iconographer”は、アイコン全体やその時の選択範囲の色を調整することが出来ます。色相、彩度、明るさ、コントラストなどが調整できます。メニューバーのファイル/編集/色の調整...から、これら色の調整をスライダーを利用してパラメータの変更することが出来ます。変更をすぐに反映させるにチェックをいれるとプレビューウインドウの画像をスライダーの動きに連動して変更することが出来ます。

    色相とは、画像の色そのもののことを表し、色相を変更すると色のスペクトルを移動させて全体の色あいを変更します。彩度は、画像の鮮やかさを設定するもので、もっとも低く設定するとグレースケール画像になり、最も高い100% に設定すると色が濃くなります。色彩を統一にチェックをいれると、アイコン全体やその時の選択範囲の色による差をなくし、すべての色を変更することが可能になります。

    コントラストとは、画像のもっとも明るい部分ともっとも暗い部分との比率のことです。暗い部分や明るい部分を協調させるためにはこの比率を上げることによって得られます。明るさとは名称そのもので、全体の明るさを調整するためのものです。非常に明るく不鮮明な画像の場合、明るさを下げることによって画像を鮮明にしたりすることが出来ます。

コピーペースト

    “Iconographer”は、Mac 標準のクリップボード利用によるコピーペーストをサポートしています。選択範囲をコピーしたり、他のグラフィックデータからのクリップボードの内容を新規選択範囲にペーストすることができます。

    “Iconographer”は、一歩進んだコピーペースト操作をサポートしています。詳しい情報は その他のプログラムについて を御覧下さい。これらのコマンドによって現在のアイコンとマスクの両方をコピーペーストすることができます。追加点として、現在のアイコンファミリーすべてを相互にコピーペーストすることもできます。この機能によって他の編集中のアイコンや、Finder の項目(情報を見るウインドウからアイコンを選択してペーストします。)、ResEdit や Resorcerer などのリソース編集ソフトウェアとの相互利用が可能になります。

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